胴上げ目前!緊急神宮視察!!
阪神18年ぶりの優勝が掛かった9月11日、東京は明治神宮野球場に、2人の男の視線が光る。
その先には猛虎を支え続けた中継ぎ陣か、それとも猛虎打線の控え選手か。
■猛暑の中、開始前の練習を熱心に見つめる首脳陣 (Photo Ichi特派員)
井上終身名誉監督(以下井上):しかし今日も暑いね。眠いけど暑くて寝れない。
田村広報部長(以下田村):強行軍はさすがに疲れました。夜行バスは快適でしたが出発直前に
今日の胴上げがなくなりがっくりです。まあ記念すべきシーズン、楽しませてもらいましたが。
■お目当ての金澤の好プレイに思わず笑みがこぼれる両首脳 (Photo市川特派員)
井上:確かにそうだろう。まあでもこのような雰囲気の試合は年にそうないから。それが見れるだけでも
幸せだよ。俺も9日、10日と連続して来てるが、今日こそ六甲おろしを歌いたいものだ。
田村:そうですね。気合を入れて応援しますよ
試合は終始劣勢!!猛虎打線も好機に沈黙。。。。
井上:それにしても見事に阪神ファンだらけやなー。
田村:そうですね。ところで関東は甲子園と応援が違いますね。例えば投手交代の時とか。
井上:それもそうやね。こっちは日本むかしばなしのやつやもんな。あれはけっこうえげつない歌詞やで。
♪いいないいなー早く帰れていいなー♪とか、♪早く帰って練習しろよ♪とかな。
田村:それと「桧山ダンス」をみんなが踊る。甲子園だとあれほどおどらへんのちゃうか?
井上:確かに3塁側内野指定席でもみーんな♪誰ーもお前を止められぬ♪ってしとったなー。
でも俺は甲子園の蛍の光の方が好き。静かなさみしー音楽から、バンバンバン!阪神タイガースー♪
ってなるやろ。あれをTVで見てるとビビルぐらい興奮する。静から動へ、こわいくらいや。
試合は延長12回の熱戦の末、引き分け。阪神はマジックをひとつ減らし、M2とした。
井上:しかしおつかれさん。まあ胴上げはみれんかったけどな。その時は近い。
田村:おおきに。またきますわ。。。。
田村君お疲れ様でした。目の前での胴上げはならずとも、その時は近い。
次は日本シリーズに向けて、がんばろう。
P.S.田村君はその後9月15日の甲子園に向かったのである。。。。
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