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[ 2 0 0 3 年 公 式 試 合 マ ッ チ リ ポ ー ト ] 3勝5敗

○12月21日 VS ダイハツデビルス @松下球場
○12月14日 VS ウェイラーズ @浄化センター球場
10月26日 VSダイハツデビルズ @日立マクセル球場
10月5日 VS日本輸送機 @日本輸送機球場
6月29日 VSゼネコム @ 日本輸送機球場 
4月27日 VS乙訓消防団 @浄化センター球場
3月16日 VSエンジェルス @松下球場
2月2日 VS乙訓ブランチャーズ @日本輸送機球場

 

2003年12月21日 1 2 3 4 5 6

乙訓猛猪軍  

ダイハツデビルス

 

リベンジなるか?ダイハツデビルスと今期2度目の対戦。

今シーズン最終戦は、前回1−0と完封されたダイハツデビルスが相手。なんとかリベンジを果たしたい

エース山村が、首脳陣への直訴の末、意地の先発登板。終わりよければ全てよし、と行きたい所。

その山村も気合が空回りしたのか初回にあっさりと先制点を奪われる。いままでの猛猪軍なら

ここでずるずると崩れていたが、今日は違った。猪打線が面白いようにつながり猛反撃の狼煙を上げる。

これが猛猪打線!猛打爆発で一気にコールド勝利!

確かにエース山村は中6日の強行登板のためか、ストレートに本来の伸びが無く、制球にも難があった。

しかしそれを補うのは丁寧にコースを付く変化球と、緩急をつけた投球術で、悪魔打線の反撃を許さずに1失点に抑え込んだ。

打線も久々の2桁安打で大量9得点を上げ、エースに3勝目をプレゼント。

また、この試合では韋駄天中田が猛打賞と大活躍を見せれば、吉田、小林、竹口も揃ってマルチ安打と

大詰めのタイトル争いを混沌とさせた。期待のFA大砲 山木もタイムリーを放つなど好手に活躍。

これには彼を獲得した首脳陣もほっと胸をなで下ろした。

                                               (レポート 田村特派員)

 

 

2003年12月14日 1 2 3 4 5 6

ウェイラーズ

乙訓猛猪軍

×


初顔合わせのウェイラーズ。猪ID野球もお手上げ。

12月に入り今期もあとわずか。ワ軍投手陣もかじかむ手を吐く息で温めながら、気合の投球を。

対するウェイラーズは初顔合わせとデータ不足が悩みのタネ。ここでも首脳陣は大エース山村薫を

マウンドに送り込んだ。その山村はまずまずの立ち上がり。2回を無失点に抑えた。ウェイラーズ投手も

伸びのある速球と外に大きく逃げるスライダーで猪打線に挑みかかる。

欲しかった先制点は曲者田村の振り逃げから。

迎えた2回裏。6番田村が振り逃げで出塁。続く飯田も三遊間へのしぶとい安打で1死1・2塁のチャンス。

ここで田村はウ軍バッテリーのノーマークを付いてすかさず3盗、これに焦ったバッテリーは悪送球となり

飯田まで帰り労せずに2点を先制した。全盛期を髣髴とさせるその快足とするどい判断には橋床監督も

「見事な走塁。若手も見習って欲しい」とべた褒め。猪軍に田村ありを、再確認させた。

息詰まる接戦を制した猛猪軍。ピンチを救ったのは竹口のレイザービーム。

その後安打と失策で追加点を加算した猛猪軍だが、5回表1死満塁のピンチを迎えた。しかしここも山村が踏ん張り

5−2−1のダブルプレーでなんとかしのいだ。なんとか1点差の好ゲームをものにした猪軍だが、終わってみれば

9三振と、苦しい勝利だったことが窺える。しかしこの試合のMIPは西乙出身の二人だろう。田村の激走と、

それを活かしたシュアなバッティングで、少ないチャンスを見事物にし、今期2勝目を橋床監督にプレゼントした。


                                   
 (レポート 田村特派員)

 

2003年10月26日 1 2 3 4 5 6 7

乙訓猛猪軍

ダイハツデビルス

×

悪魔打線に立ち向かうはエース山村。SSSが冴え渡る好投!!

前節完封負けの猛猪軍。初対戦となるダイハツデビルスからなんとか2勝目を

挙げたい所だ。この日の先発は、本格左腕山木の加入で来期のその座が危うい

故障明けのエース山村。生え抜きの大エースとしての意地を見せたいところ。

初回、一気に畳み掛けたい猛猪打線だが、大発悪魔軍投手も、小柄ながら切れ味抜群の

ボールを丁寧に低めに投げ込み猛猪打線を翻弄、ピシャリと抑えた。われらが山村も

伝家の宝刀SSS(スーパーシークレットスライダー)が冴え渡る好投!満塁のピンチも

ボアーズ守備陣の踏ん張りで切り抜け、試合は行き詰る投手戦の様相。

痛恨の一球!ボアーズバッテリーの一瞬の隙にまさかのタイムリー。

迎えた3回裏、2死3塁のピンチに対するは前の打席に鮮やかな左中間2塁打を放ったデビルズの4番打者。

首脳陣はここで苦渋の選択、山村に敬遠の指示。しかしランナーを増やしたくないバッテリーは、

ボール気味の球で勝負に出る。まずは外へのスライダーで牽制。手を出してくれれば儲け物だが

そこはきっちりと見極められる。そして渾身の力で投じた2球目、スライダーがわずかに甘く入ってしまい、

上手く合わせられライト前に運ばれ、痛恨のタイムリーとなった。その後も打線の援護もなく、山村の力投むなしく

悔しい敗戦を喫した。秋雨に湿る猛猪打線はこれで12イニング無得点と、打線のつなぎが求められる。

唯一の収穫は新加入の山木。無安打ながらも大物の片鱗を見せる。

期待のFA大砲、山木は2番ライトで先発出場。3打数無安打ながらも随所に大物の片鱗を見せた。

橋床監督も今季最終戦に向けて「唯一の明るい材料」と語り、次節で首脳陣の期待に応えたいところ。

尚、この試合で猛猪軍創設通算1000打席に到達。通算打率230、出塁率312、安打202、本塁打8.

                                              (リポート 田村特派員)

 

2003年10月5日 1 2 3 4 5 6 7

乙訓猛猪軍    

日本輸送機

×

   

格上との対戦に燃える猛猪たち。猛猪打線は通用するか?

いよいよSERIE Aの名門である日本輸送機との対戦。この日の先発はエース山村。

初回、「左殺し」の異名を持つ小林が、チェンジアップをうまく軽打し左安。左の技巧派投手の

出鼻をくじく。続く3番飯田も3塁線を破る見事な左安でつなぐ。猛虎打線のお株を奪う連打で

いきなりのチャンス。ここで畑中、西口の重量打線に期待が掛かったが、あえなく凡退。

無得点に終わってしまった。

フォークリフト打線はSERIE Aの実力を如何なく発揮。

その裏、ニチユはA級の実力をまざまざと見せ付けた。

先ほどのお返しとばかりに初回に2得点。その後も7四球と制球の定まらないエース山村から

好機に追加点を奪い、終わってみれば8得点5回コールドゲームの完敗。

投げては猛猪打線を散発の6安打に抑え見事な完封劇を見せ付けた。

完敗も猛猪軍に一筋の光明が!?新加入選手の獲得を発表!

いいところのなかった猛猪軍だが、唯一の収穫は金沢選手のバッティング。この日も

見事な流し打ちで打率を3割7分五厘に上げた。本人も「まだ首位打者はあきらめていない」と語り、

これからも期待が掛かる。また、この日猛猪軍は久美浜のバースこと左の大砲山木投手の獲得を発表した。

背番号は憧れの高橋由伸と同じ山木の背番号は24に内定。次節に期待が掛かる。

                                      (リポート 田村特派員)

 

2003年6月29日 1 2 3 4 5 6 7

ゼネコム    

乙訓猛猪軍

×

   

エースの復活を猛猪打線が猛打で祝う!

今期いまだに未勝利と、チーム存続の危機に苦しむ猛猪軍。

今回の対戦相手は昨年18得点して大勝しているゼネコム。

今期初勝利へ向けて自然とモチベーションが高まる猛猪軍は、怪我から復帰したエース、

山村薫が待望の復活。いきなりの先発で首脳陣にアピール。やはり感覚を取り戻すのに

時間がかかったのか初回、安打と四球で無死満塁。不穏な空気が流れるがなんとか

1失点で切り抜ける。その裏、猪の核弾頭、吉田が左安で先頭打者が出塁。

早めに同点に追いついておきたいところ。そこで二死二三塁で5番飯田。見事三遊間を抜く

逆転の2点タイムリーヒットで見事に逆転。初回のうちに逆転できたことで猛猪軍の気持ちに

余裕ができ、そのあとの大量点につながった。

投打がかみ合い見事な勝利!猛猪が凱歌を高らかに!!

先発山村も2回以降立ち直り、終わってみれば9奪三振の完投勝利。

久々の勝利の橋床監督は「結果的にはワンサイドゲームになったが、

初回の二死からの逆転タイムリーがなかったら試合の流れもどうなっていたかわからない。

初回の攻防がカギになった。」とコメント。無死満塁のピンチを1失点でとめたことと

すぐに逆転した初回がポイントだったと分析した。吉田、小林、金沢が2安打の大活躍。

攻撃を終えた金沢がヘルメットをかぶったままセンターの守備についてしまう珍プレーもとびだした。

マリナーズのジョン・オルルード内野手のようなスマートさは皆無だった。

ワイルドボアーズはじつに462日ぶりの勝利。メイクミラクルにむけて翌日、

井上終身名誉監督は左投左打の選手の獲得にむけて成田空港へと向かった。

                               (リポート 田村特派員)

 

2003年4月27日 1 2 3 4 5 6 7

乙訓猛猪軍    

乙訓消防団

X

   

消防団打線の前に火ダルマ!猪投は鎮火できず!

先発吉田は立ち上がり好調。抜群の制球と伸びのあるストレートで

消防団打線を手玉に取る、と思われたが失投を見逃さず、あれよと

初回に5回を失う苦しい立ち上がり。しかし満を持して送り込んだ小林が

好投。切れのあるストレートで消防団打線を鎮火に成功。しかし真夏を思わせる

日差しが徐々にスタミナを奪う。逆に消防団打線は暑さはお手の物と言わんばかりに

火が付き始め、これには消火も出来ずに11点と2ケタ失点。

猛猪軍も負けじと火を噴くも、さすがに消火はお手の物。

猛反撃で一矢を報いたい猪打線がその裏火を噴いた。

畑中、飯田らの安打で満塁。そのチャンスにヴェテラン田村は3塁ゴロに倒れ、

期待の竹口も「あわや走者一掃」かと思われた大ファールの後、痛恨の空振り三振!

今期初勝利は遠のくばかり。最終回、抑えの森が、無失点に抑えたが、焼け石に水、

エースを怪我で欠く猛猪軍は、泥沼の7連敗。気の早いマスコミからは

「橋床監督更迭論」も飛び出す始末。これには井上終身名誉監督も

「ありえない話」と釘を刺した。次節、投打のバランスを求められる。

                            (TEXT 井上健)

 

2003年3月16日 1 2 3 4 5 6 7

乙訓猛猪軍      
エンジェルス

X

   

主力を欠き苦しい戦い。その中での猛打爆発。

この日は強豪エンジェルス戦。しかも主力を怪我で欠く猛猪軍は、

苦しい戦いを余儀なくされた。また先発投手もローテーションの谷間とあり

苦しい台所事情が名将橋床を悩ませる。しかし先発吉田が意地を見せ好投。

3イニングを4失点(自責2)に抑えた。また、打撃陣もここぞとばかりに爆発!

初回、2回と続けて3得点を奪う好調ぶりを見せた。また、小林の3打点の活躍は

4番の重責を果たすに充分なもの。サードの守備も危なげなくこなし、首脳陣にアピール。

新旧交代が進むか?田村が投手生活にピリオド。

まさかの逆転負けを喫したこの試合の中で、唯一の収穫はF1セブンの好走ぶりか。

中田、竹口ともに脚でエンジェルス守備陣をかく乱し、さらに酒井はフェンス直撃の

二塁打で好調ぶりをアピール。定位置確保は間違いないところ。また、橋床、森の

ベテランコンビもしっかりと得点に絡んだ。そしてこの話題に触れなければならない。

最終回、今期から抑えの切り札としてマウンドに上がった田村が大誤算!

連打を浴びあれよという間に一挙4点を失い、終わってみれば8対6の完敗。

このことがよほどショックだったのか、田村は試合終了後、ロッカールームで監督に対し

投手業からの引退を申し入れた。橋床監督は慰留をするも「本人の意思を尊重したい」と

語り、事実上の引退が決まった模様。

次節は苦しい台所事情はそのまま。山村頼みのつけがまわったか?吉田の好投に

期待が掛かる。現在カーブを習得中。まもなく完成予定のこの魔球が、猪の救世主となるか?

                                       (TEXT 井上健)

 

 2003年2月2日

1 2 3 4 5 6 7
乙訓ブランチャーズ
乙訓猛猪軍